0036 危機感が伝わってきたニュース

最近のニュースで気になっていることは、米国と中国の緊張が高まっているということです。

よくニュース番組や新聞で「今までになく緊張が高まっている」という表現を見聞きするのですが、いまいち現実味を感じていませんでした。

英国経済誌『The Economist』のポッドキャストでこのテーマを話していました。

このメディアの編集長であるザニー・ミントン・ベドーズさんが数日前に中国へ行って、中国政府関係者、学者、産業界、米国側の人たちなど、いろいろな人と話し感じてきたことを話していました。

中国へ行く前に思っていたことが、この訪問で劇的に変わったようです。思っていた以上に米国と中国の緊張が高まっており、危機感を感じたようです。

このポッドキャストを聞いて、私も危機感を感じ始めました。

この週の『The Economist』の表紙はこうなっています。

「米国 対 中国 – 思っている以上に悪い」(2023年4月1日ー7日号)

不思議だと思ったのですが、普段そういう表現をニュースで見聞きしていても、そこまで現実感がありませんでした。でも、現地で感じたその方の「声」を音声として聞くと、危機感がひしひしと伝わってくる。

表面的な情報だけでは、自分の中にすとーんと落ちてこないものだと思いました。

いや、自分の意識が低いからかもしれません。知識が不足していることもあるかもしれません。だから表面的にしか受け取れないのかもしれない。

今回ジャーナリストからこういった危機感を伝えてもらえたので、これからはこの危機感を持ちながら、米国と中国の関係性に関するニュースを真剣に見ていきたいと思っています。

35歳のときに40年以上続く会社を後継者として 事業承継を行い、6年間代表として経営に携わりました。代表を退任後は、中小企業の事業承継を支援しています。中小企業診断士/ビジネスコーチ
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