最近のニュースで気になっていることは、米国と中国の緊張が高まっているということです。
よくニュース番組や新聞で「今までになく緊張が高まっている」という表現を見聞きするのですが、いまいち現実味を感じていませんでした。
英国経済誌『The Economist』のポッドキャストでこのテーマを話していました。
このメディアの編集長であるザニー・ミントン・ベドーズさんが数日前に中国へ行って、中国政府関係者、学者、産業界、米国側の人たちなど、いろいろな人と話し感じてきたことを話していました。
中国へ行く前に思っていたことが、この訪問で劇的に変わったようです。思っていた以上に米国と中国の緊張が高まっており、危機感を感じたようです。
このポッドキャストを聞いて、私も危機感を感じ始めました。
この週の『The Economist』の表紙はこうなっています。
不思議だと思ったのですが、普段そういう表現をニュースで見聞きしていても、そこまで現実感がありませんでした。でも、現地で感じたその方の「声」を音声として聞くと、危機感がひしひしと伝わってくる。
表面的な情報だけでは、自分の中にすとーんと落ちてこないものだと思いました。
いや、自分の意識が低いからかもしれません。知識が不足していることもあるかもしれません。だから表面的にしか受け取れないのかもしれない。
今回ジャーナリストからこういった危機感を伝えてもらえたので、これからはこの危機感を持ちながら、米国と中国の関係性に関するニュースを真剣に見ていきたいと思っています。