0035 「1日何時間働いている?」

先日、年代が近い社長と話しているとき、質問されました。

「1日何時間働いていますか?」

「・・・・」

あまり正確に答えられなかったです。

ちなみに、社長は昔からハードワーカーで、現在は在宅勤務で朝から晩まで働いているようです。

雇用されている状態であれば、ある程度働く時間が決められます。

1日8時間、週40時間が基準ですね。

でも、独立して働いている人は、何時間働こうが誰にも何も言われません。

自分でどうコントロールするかです。

こう思うときがあります。

「特にそこまでやることがなければ無理に仕事しなくてもいいのではないか。」

でも、違う自分がこうも言います。

「そう言っているからダメなんだよ。何か見つけて人よりやらないとダメじゃないか。」

働くって何なんだろうと最近考えています。

仕事のために勉強したり本を読んだりしている時間は仕事の時間なのか?

仕事する環境整備のために掃除をすることは仕事の一環なのか?

発想力を高めるために気分転換に散歩する時間はどうなのか?

雇用され働いているときと、フリーで一人で働いているときでは、仕事に対する捉え方が変わってきます。

フリーは、その名の通り「自由」です。

でも、どこかで自分の中でルールを決めておかないと自分に負けてしまう怖さもあります。

美容室を経営している友達は、時間ができるとゴルフに行くそうです。スタッフがお店で残っていても、お客様の予約が入ってなければゴルフの練習に行く。

「誰にどう思われようと俺はやる。こういう時間も大事だと思うんだよね。」

そう言っていたのが印象的でした。

お店がうまくいっている間は、これで誰も何も言わない。

もしお店が傾いてきたら、こうは言っていられないんでしょうけど。

ただ、あまり真面目にやり過ぎてもつまらない。

私は「働くこと」と「生きること」にそこまで区別をつけていないため、境界線も曖昧です。

だったら、あまり時間に縛られなくても良いのではないかとも思います。

こんなことを日々考えながら第3の独立期を過ごしています。

35歳のときに40年以上続く会社を後継者として 事業承継を行い、6年間代表として経営に携わりました。代表を退任後は、中小企業の事業承継を支援しています。中小企業診断士/ビジネスコーチ
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