『地球温暖化と社会イノベーション』(六川修一・向井人史著/放送大学教育振興会)
放送大学の講義「地球温暖化と社会イノベーション(‘18)」のテキストです。
2018年開設の講義のテキストのため、現在より6年ほど前の情報ではありますが、地球温暖化に関する基本的な情報を得ることができます。
京都議定書、パリ協定、地球温暖化の予測と影響、大気の観測、緩和、適応、日本の取り組み、産業界の取り組み、国際協力、ICTなど幅広いテーマとなっています。
録画しておいたBSの講義(全15回)を視聴しながら本書を読み進めました。
学びの多い時間となりました。
テキストは体系的に情報がまとまっているので理解しやすいですね。
わかりづらい箇所は講義の説明で補完できるため、理解も進みます。
本書が書かれたのはコロナ前だったのですが、ICT(情報通信技術)の箇所で「テレワーク」の記載があったことが印象に残りました。
コロナ禍でテレワークが進みましたが、それ以前からテレワーク等の考えはあったんですよね。
最新版のテキストへ改訂するとしたら、どのような内容になるのでしょうか。
そんなことも思いながら本書を読みました。