今朝の日経新聞で、民間から官僚へ転職する人が増えているという記事がありました。
2022年度に採用した国家公務員の17%が中途採用だったようです。
この分野で働きたいと考える理由では、「公共のために仕事ができる」、「やりがいがある」、「スケールが大きい」が上位にきています。
仕事は忙しく働き方という面では不満が残る部分はあるようですが、「やりがい」や「スケールの大きさ」というのは大きな魅力のようです。
スケールの大きい仕事に携われるというところは魅力ですよね。
国を動かす政策立案に関われたり、国家間のプロジェクトに関われたり。
業務の多くが文書作成や印刷などの事務作業だとしても、スケールの大きい仕事に関わっていること自体がモチベーションにつながります。
そして、その人にとっては、その大きさが「当たり前」にもなってくる。
その価値観の広がりも魅力的なところではないでしょうか。
「スケールの大きさ」
私も惹かれます。
ただ、そこばかり見ていることで目の前のことを軽視しがちになってはつまらない。
実は目の前のお客様との些細なやり取りにこそ、仕事(商売)の醍醐味が隠されているようにも思います。
「木を見て森を見ず」という言葉がありますが、「森を見て木を見ず」も避けたい。
スケールも良いが、目の前も良い。
バランス良く働けるのが一番なんだとこの記事を読んでいて思いました。