0369 支援の本来の目的

なぜもっと柔軟に対応できないのか?

役所へ提出する書類に不備があると受け付けてもらえません。

修正したくとも事情により期限までに修正できないことは起こり得ます。

事情を説明しても「ルールだから」と切られてしまう。

挙げ句の果てに、しつこく食い下がっていると、逆に叱られる(笑)

国や自治体が良かれと思って提供する支援策。

その支援をしっかり受けられるようにすることが本来の目的のはずなのに、ルールに当てはめることが目的になっていないだろうか。

そんなことを感じることが多々あります。

もちろん柔軟に対応してくれる人もいます。

でも、全体的には柔軟さが足りていないと感じます。

窓口の人にも、その人なりに大事にしている規律があるのでしょう。

一定のルールに基づいて処理することが仕事なのであれば、そこからはみ出るものを削ぎ落とすことも大事な仕事です。

それでも。

その提供している支援策の本来の目的を考えると、柔軟な対応も大事なことではないかと思います。

それが難しいなら、せめて相手に寄り添う姿勢くらいは示した方がいい。

声を荒げて対応するなんてもってのほか。

支援することの意味を考えていきたいですね。

35歳のときに40年以上続く会社を後継者として 事業承継を行い、6年間代表として経営に携わりました。代表を退任後は、中小企業の事業承継を支援しています。中小企業診断士/ビジネスコーチ
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