昨日の日経新聞夕刊で大変興味深い記事が出ていました。
EUでは2年後を目処に、売れ残った服や靴を廃棄することを禁止するそうです。
リサイクル、修繕、寄付などを促すとしています。
また、靴のすり減りや衣類の破れなどに対し、消費者がどれだけ簡単に修繕できるかも数値化し、商品タグに記載することも検討していくようです。
素晴らしいと思います。
衣料品の売れ残りの廃棄を禁止してしまう大胆さには驚きました。
アパレル業界も大きな変革が求められますね。
EUって考え方が進んでおり行動も大胆だという印象があります。
まあ、そう思ってしまうこと自体、私の考え方が遅れているということなのかもしれませんが。
数日前(12/5)の日経新聞で「アメリカGen Z の実像」という記事がありました。
米国で1990年代半ば以降に生まれたZ世代は、環境や人権への意識が高く、ファストファッションに対して疑問を抱いている人が多いようです。
大量生産・大量消費を続けることで環境汚染への影響を懸念する人が増えています。
この記事を読んでいたので、このEUの取り組みとリンクするような感じを受けました。
これからの世界は確実にこのような流れになっていくのでしょうね。
大量生産・大量消費ではなく、物を大切に使っていく。
しかも、その使う物は環境にやさしいものである。
自分の欲だけでなく、周りのこと、地域のこと、環境のこと、地球全体のことを考えて生活をしていくことに意義を持つ人が増えてくるのではないか。
そんなことを思いました。
世界的にどんなテーマに注目が集まっているのか。
どういう問題意識を持っているのか。
そこに遅れないようにしていかないといけませんね。