週末にアマゾンプライムで映画を観ることが楽しみになっています。
この週末で観た映画『オットーという男』がとても良かったです。
トム・ハンクスさんが主演です。
主人公のオットーは60代の少し難しい男性で、挨拶されても仏頂面。最愛の奥さんに先立たれ、孤独の中生きている。
そんな中で、近所に引っ越してきた家族。
周りの人との交流で次第に主人公の心も開いていきます。
トム・ハンクスさんが主演の映画なので間違いないと思い観始めたのですが、本当に間違いなかったです。
何度も感情的に込み上げてくるものがあり、この2時間の間に何度泣いたでしょうか。
主人公の抱えている悩み。
周りにいる人たちとの交流で、前を向けるようになる主人公。
周りの人の明るさ。
子どもの無邪気さ。
主人公の抱える闇と、周りの人の明るさのコントラストに胸を打たれます。
この映画を観たあとに一番感じたことは、キャスティングの素晴らしさです。
トム・ハンクスさんの素晴らしさは疑いありません。
この頑固で無愛想な主人公に対して、明るさを提供したメキシカンのマリソン役のマリアナ・トレビーニョさん。
マリアナ・トレビーニョさんの明るさがこの映画を何重にも魅力的にした気がします。
この人の持つ明るさが絶妙だったと思うのです。
それを思うと、こういったキャスティングをした人のスキルはすごいなと。
もちろん脚本や演出の素晴らしさもありますが、やっぱり役者さんが持つ雰囲気が映画の魅力を深めるということはあるのだと思います。
久しぶりに感動する映画を観ました。
私にとっては、泣きすぎて目が腫れるくらいの映画です。
この半年くらいこういった涙が止まらない系の映画を観ることがなかったので、今回こういった映画を観ることができて嬉しかったです。
映画って良いですよね。