0187 超加工食品と素材の味

最近になって、食は季節のものを食べたいと思うようになってきました。

この時期は果物ではシャインマスカットが店頭に並んでいます。

先日シャインマスカットを食べましたが、とても甘くて美味しかったです。

少し前に英国『The Economist』誌(2023年7月29日号)で、「超加工食品(ultra-processed food)」について取り上げた記事がありました。

気になったのでいろいろ調べてみました。

超加工食品とは、工業的に製造された食品を指します。ファーストフード、インスタント食品、スナック菓子、菓子パンなどです。

超加工食品に含まれる添加剤や防腐剤は腸内細菌等の体内細菌へ影響を及ぼすようです。カロリーも高く、栄養の偏り、肥満、がん、認知症などにつながる恐れがあることが指摘されています。

東京大学の調査によると、1日の総エネルギー摂取量のうち、平均して3〜4割程度を超加工食品から摂取しているようです。

「NOVA分類」という食品の加工度合いによる分類方法があり、4つに分けられます。

  1. グループ1:未加工または最低限加工した食品
    野菜、卵、玄米、果物、肉や魚の切り身など
  2. グループ2:加工した料理素材
    卵白、植物油、バター、塩漬けの野菜など
  3. グループ3:加工食品
    パスタ、チーズ、野菜ジュースなど
  4. グループ4:超加工商品
    ファーストフード、インスタント食品、スナック菓子、菓子パンなど

超加工食品を完全に避けることは難しいですよね。

美味しいものもたくさんありますし。

アルコール飲料も超加工食品です。私は毎日飲んでいるため、かなりの摂取量です(笑)

ただ、超加工食品という存在があること、身体への影響があることを認識しておくだけでも違うのだろうなと思います。

できる限り素材に近い形で食べたいと思っています。

素材の持つ本来の味を楽しむことも有意義なことです。

昨日、わさびの茎をゆがきました。

苦味があり、一度にたくさん食べたいと思えるものではないので、食べ切るのに時間がかかりそうです。

少しずつ数日かけてこの素材の苦さを堪能したいと思っています。

35歳のときに40年以上続く会社を後継者として 事業承継を行い、6年間代表として経営に携わりました。代表を退任後は、中小企業の事業承継を支援しています。中小企業診断士/ビジネスコーチ
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