壁から視線を感じるものがあった。
開けたボトルのコルクを縁の飾りに、一枚の絵があった。

飲んでいる男性をうしろからじっとうかがう女性店員。
目つきに惹かれる。
この2人は恋仲なのか。
ただの店員と客には見えない。
もっと飲めと思っているのか、男性を心配しているのか、それとも。
浅草の電気ブランのポスターだ。
支援先の近くにあるドイツビールを楽しめるお店で見かけた。
支援先の社長は40年前から来ているという。
店内は昭和な雰囲気満載で、映画やドラマのポスター、往年のスターのポロライド、LP版などがあちこちに飾られている。
ブーツ型グラスに入った地ビールを飲みながら、妖艶な女性店員のまなざしを何度も受けた。

