「問い」とは何か?
私が思う「問い」とは次のようなことです。
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問いとは、捉え直しを促すことで、相手に気づきを与える。
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どうしても我々は物事に対する捉え方が固定化してしまいます。
違った見方ができると、認識も変わるし、それによって思考も変わり、感情も変わり、行動も変わる。
「問い」とはその捉え方を変えることで、気づきを生みだす手段なのだと思います。
こういう言い方もできると思います。
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「問い」とは、いい意味で、相手を揺さぶることでもある。
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揺さぶられたとき、相手は不快な感情が生まれるかもしれません。
それでも「ここだ!」というときには、思い切って揺さぶりをかけていく。
そのためには前提として相手との信頼関係の構築も必要です。
この揺さぶりをどのようにやれるかが、「問い」を仕事にする人の腕の見せ所なのだと思います。