仕事では浮き沈みがあります。
浮いているときにどうするか、沈んでいるときにどうするか。
美容師の友人から面白い話を聞きました。
大きな美容室になると毎年美容学校を出たばかりの若いスタッフが入ってきます。
若くてかわいいスタッフが入ると、美容室はその人を神輿に担ぎます。
ただ、次の年も、その次の年も、若くてかわいいスタッフは入ってくるため、神輿に担がれる人も替わっていきます。
神輿に担がれている間は居心地がいいのでしょう。
そこで努力をしない人が多いといいます。
そもそも最初から神輿に担がれていない人もいます。
こういう人は、はじめから厳しい環境にあるため、努力をして力をつけようとします。
長い目で見ると、神輿に担がれた人は長くは続かず、神輿に担がれていなかった人ほど力をつけ長く活躍するケースが多いようです。
もちろん、神輿に担がれた人で、最初から努力をしている人は長く続きます。
仕事をしていれば、苦境に立たされることは幾度もあります。
それは成長のステップになるケースも多く、後から振り返ると転機だったということもあります。
結局、環境がどうであれ、そこで自分自身がどういう心持ちで過ごすかが大事であるということですね。
順調なときは気を引き締め、苦しいときこそ前を向いて努力する。
そういう気持ちでいきたいものです。