放送大学の「金融と社会(’20)」を視聴しています。
テキストを読み、録画した講義で理解を深めます。
金融の基礎を整理しながら学ぶことははじめてです。
「証券化」という言葉が出てきました。
保有する資産を裏付けとして新たな証券を発行し投資家に売却する仕組みのことです。
この証券化という仕組みを学んだあと、2000年代初頭のサブプライムローン問題の経緯が出てきました。
半年前に『暴落』(アダム・トゥーズ著)を読みながら、2008年のリーマンショックの背景や、その後の欧州や世界各国への影響を知りました。
ただ、私の知識が不足していたこともあり、理解することが難しく感じていました。
今回放送大学の講義を視聴したことで、この「証券化」がサブプライムローン問題に深く関わっていたこと、それがリーマンショックへつながったことが理解できました。
ぼやっとしていた理解が、すっきりした理解になった感じです。
こういう瞬間はとても楽しいです。
ぼやっとしていたものが、何かをきっかけにすっきりする。
あとから理解できることってありますよね。
「そういうことだったのか!」という感じで。
仮に『暴落』を読む前に放送大学の講義を視聴していたとしても、すっきりした理解が持てたかどうかはわかりません。
このタイミングで講義を視聴できたから私には良かったのでしょう。
ある程度の基礎を押さえておくことは大事だとつくづく感じました。
わからない中で難しいものを読んだり学んだりするのはアリだと思います。
でも、どこかのタイミングで基礎知識を学ぶことも必要ですね。
頭の中でとっちらかった知識が整理されます。
ホント学びは楽しいです。