米国ではトランプさんが大統領に就任しました。
就任当日にパリ協定から離脱する大統領令に署名しました。
ビジネス界では気候変動対策がビジネス機会となっている面もあるため、そこまで後退はしないだろうという見方もあるようです。
とはいえ、世界的な枠組みから超大国が離脱するということに、今後どういった影響が出るのかは気になります。
驚いたのは、米連邦準備理事会(FRB)が国際的な気候変動リスクに係る金融当局のネットワーク(NGFS)から脱退したことです。
NGFSのホームページによると、2024年10月現在で90カ国以上の144のメンバーと21のオブザーバーで構成されており、今年に入ってFRBが脱退しました。
日本からは金融庁と日銀が加盟しています。
FRBは政府とは独立した機関であるのにこういった枠組みから離脱するということはどういう意味を持つのか(持たないのか)興味があるところです。
違う枠組みでネットゼロ・バンキング・アライアンス(NZBA)があり、こちらは民間金融機関が加盟しています。
米国大手6行はここから離脱しました。
先日、欧州銀行も脱退をほのめかしているとFINANCIAL TIMESにも出ていました。
気候変動対策の流れが逆へ向くことはないのでしょうけど、いろいろな面でスピードが鈍化しそうですね。
この風潮が広がらないか心配になります。
過度な規制は生活を苦しくする一方で、緩めすぎると気候変動による生活のリスクはさらに増える。
バランスを見つけている段階なんだと思います。
今年も一段と暑い夏がやってきそうです。
災害も増え、作物の不作もあり、四季も崩れ、異常気象はもう「異常」でなくなっている中、人類の欲の強さとも対峙しないといけない。
考えていきたいテーマです。
