0610 遠い存在

経営者と話すのはホント楽しい。

見る視点が特徴的だし、学びも多いです。

抱えている悩みも興味深い。

社員に対する接し方は必ずといっていいほど悩みのひとつになります。

以前は当たり前だったことも、今の時代には合わないことも多い。

厳しく接すると「パワハラだ」となるし、特に若い世代への伝え方は気をつけないと誤解を招きやすい。

業種の違う経営者お二人と一緒に話す機会がありました。

お二人とも社員から見たら「遠い存在」になっているようです。

それは自身でもわかっているが、だからといって無理に自分から近づいていくこともしないとのこと。

やる気がある人だけ自分に近づき、自分の技術を引き継ぎ、自分を超えていけばいいと。

「すでに磨き上げた技術を俺は持っているんだから、それを活用すればもっと上にいけるのに、それをやろうとする人がいない。」

この言葉が印象に残りました。

本音の部分では、そういう人を求めているし、もっと近づいてきて欲しいのでしょうね。

経営者の本音が見えたとき、考えていることの深さも伝わってきます。

35歳のときに40年以上続く会社を後継者として 事業承継を行い、6年間代表として経営に携わりました。代表を退任後は、中小企業の事業承継を支援しています。中小企業診断士/ビジネスコーチ
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