お客としてお店に入った際、店員さんの対応で気持ちが明るくなることがあります。
毎月立ち寄るコーヒー販売店でもそんな体験ができます。
いつも飲んでいるコーヒーの豆をここで買っています。
住んでいる場所からは遠いのですが、お店のあるエリアで仕事があるときに少し足を伸ばして寄るようにしています。
お店に入りいつもの銘柄を数種類選びお会計へ。
買うコーヒーの銘柄は決まっており、この1年間は同じものを選んでいます。
いつも対応してくれる店員さんがこんなことを言いました。
「〇〇という銘柄は今から焙煎できますが、そちらにしますか?」
「ん? どういう意味ですか?」
「お客様が手に持っている銘柄はいつも選んでいる銘柄と違っていて・・・。以前いらしたとき、〇〇は焙煎したてが美味しいとおっしゃっていたので、〇〇なら今焙煎できますよ。」
「え!?」
私が選んだ銘柄はいつも買っている銘柄〇〇と似た名前のもので、間違えて手に取っていました。
店員さんはそこを指摘してくれました。
しかも、「焙煎したてが美味しかった」という私の言葉も覚えていてくれました。
これは嬉しかったです。
私がいつも買っている銘柄を覚えていてくれたこともそうですが、前回話した内容も覚えていてくれた。
1ヶ月に1回しか立ち寄らないのに。
飲食店を経営しているオーナーさんがこんなことをおっしゃっていたのを思い出しました。
「目指しているのは、来店したお客様と前回の話の続きがすぐにできること。例えば、前回来店したときに注文したメニューを覚えているだけでお客様の顔の表情が変わるんです。」
こういう人と人のつながりを大事にするお店を応援していきたいです。